まだまだあった!? 『笑うどれみ犬』ヘボネタ集(笑)

思いつくだけならタダなので(笑)。文章化される日は、多分来ないでしょうけど…


テリーとドリー VS ももこ&麗香様

「テリドリ」と言えば、『冒険』に入ってからのやりとりのほうが有名かもしれません。

こっちの『冒険』Ver.は…毎日毎日同じことの繰り返しで、生きてる気がしない兄・ドリーのために、ゴムパッチンとか高熱おでんとかで痛い目にあわせて、「生きてる」実感を思い出させるという、非常に兄弟愛にあふれた(笑)コントであります。

ドリー(原田さん)「昨日も、スピニング・トゥ・ホールド…今日も、スピニング・トゥ・ホールド…きっと明日も、スピニング・トゥ・ホールド! 毎日同じことの繰り返しで、生きてる心地がしないんだヨォ」

テリー(堀内さん)「いいカラいいカラ〜、テリーを信じテ〜」

ドリー「何するんダ!?」
テリー「おニちゃん、生きてるジャーン!」
ドリー「オー! そーダッター!!」

以下、彼らの唄。

ドリー「生きてるってナンだろ?」
テリー「生きてるってなぁに?」
ドリー「生きてるってナンだろ?」
テリー「生きてるってなぁに?」

…文章だけだと、面白さが全く伝わらないでしょうが…(笑)

とりあえずのその口調は、どことなくももこに似てるような気がしません?(←お前だけだ!)



さて、こちらの企画では、ゴールデンタイム(日曜午後8時)にやってきた『冒険』ではなく、深夜(水曜午後11時)でやってた一番最初のシリーズの『生活』Ver.にしてみました。
こちらでは、テリドリの2人が、ケンカした家族とかを仲直りさせるために、例の「唄」と共にいきなり登場して、「セッチュー」を行う、というコントでした。

てなわけで。
『も〜っと!』第14話「波乱のハッピーバースデー」において、親友ベスが有色人種だからと無意識に差別(無意識だからイタかったんだよなぁ…)してしまっていた麗香とケンカしたももこの「セッチュー」を、この「テリーとドリー」にやらせてみよう、と考えたバカが筆者です(笑)。

以下暫定案。

テリー&ドリー「麗香チャンに左半分だけラッツ&スターのコスプレをさせるというので、ドーですか、お客サーン!?」
ももこ「No」
麗香様「嫌ですわ」


チューチューディレクター VS おんぷ

おんぷ受難シリーズその1。
『チューチューディレクター』…原田さん扮するラジオ番組のディレクター(プロデューサー?)が、DJとしてゲストに呼んだアイドルや女優さんに、プレゼントコーナーのキーワードとして「原田さん…好き」とか言わせて、独り悦に入るという公私混同・職権乱用・立派なセクハラコントです(笑)。
ま、オセロの中島知子さん(当時レギュラー)がゲストの回の時は、そーでもなかったよーですが(笑)。
あと、興奮しまくる原田ディレクターを、極めてクールに補佐するAD(名倉さん)の味も捨てがたく。
でもって番組の最後にかかる曲が、いっつも『本能 / 椎名林檎』なことも注目です。

んで、『サンデープルルン』というラジオ番組まで持ってるおんぷなら、立派にDJも勤められるだろうと。
そしてこの原田ディレクターが、最強最後のチャイドル・瀬川おんぷに目をつけないはずはないだろう、と。

以下暫定案。

おんぷ「それじゃあ今日のキーワードは…、……?」
名倉AD「原田さん、おんぷちゃんにキーワードが伝わってません!」

無論、これは原田Dの作為。全ては下記の目的を果たすためです。
ガラス一枚(防音処置)隔てたスタッフ室から、放送室のおんぷに指示を出す。

原田D「…おんぷちゃん、今日のキーワードは…『原田さん、大好き。てへっ♪』だ」
おんぷ「…は?」

しかし生番組のため、既に時間がない。放送に穴を開けるわけにはいかないので(プロだし)、仕方なく。

原田D「…チュッ」(※いわゆる「3、2、1、キュー」の、「キュー」にあたる。このクセが、コントタイトルの由来になっている)
おんぷ「原田さん、大好き。てへっ♪」
原田D「!!!!!!!!!! んーあーーーいっっ!!!!!!」

暴れまわる原田D。無表情に職務を全うする名倉AD。しかしそれでは飽き足らず、

原田D「…おんぷちゃん、今日のキーワードは…『原田さん、だいだいだ〜い好き。てへっ♪』だ」
おんぷ「…はぁ?」

しかし生番組のため、既に時間がない。放送に穴を開けるわけにはいかないので(プロだし)、仕方なく。
さっきやった気がするけど、何故か2回言わされる構成なのである(笑)。

原田D「…チュッ」
おんぷ「原田さん、だいだいだ〜い好き。てへっ♪」
原田D「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! んーーあぁぁーーーーーーいぃぃっっっ!!!!!!!!!!!!」

暴れまわる原田D。何故か名倉ADのTシャツを引き裂いたり(名倉Dはなおも無表情)、どっかから持ってきた枕を破って中の羽毛を取り出して撒き散らしたりする(名倉Dはなおも無表情)。んで、放送終了。

おんぷ(笑顔)「お疲れ様でしたー」
原田D「最高だったよ、おんぷちゃん。…ところで、さっきの言葉…本気と思っていいの?」

原田D、おんぷ(笑顔)のビンタに撲殺。



………
いかん。原田D、これじゃ完全にロ○コンだ……
オヤジーデがかすんで見えてきたのは、決して筆者だけじゃないはずです。うん。

そしておんぷファンの皆さん、不自然な容量のexeファイルつきEメールを送りつけるのだけは勘弁して下さい(笑)。


大嵐浩太郎 VS おんぷ

おんぷ受難シリーズその2。
京都の太秦[うずまさ]出身の、大物時代劇俳優・大嵐浩太郎(内村さん)。
合言葉は「まいていこう」で、本番3時間前にスタジオに現れたりする。それが太秦では常識だったらしい。
トレンディドラマをやらせても、バラエティをやらせても、情報番組の司会をやらせても…何をやっても、時代劇になってしまう。
しかし、その大物というバックボーンから、彼に気に入られてしょっちゅう共演させられてる遠山景織子(当時レギュラー)やスタッフたちは、誰も文句が言えない…そんなコントです。

んで、やっぱりおんぷがヒデェ目に合う、という企画なのですが…不憫なのでやめます(笑)。
プロ意識の強いおんぷじゃ、激しくキレるか激しく悩むかどっちかになった挙句、自らのアイデンティティに重大な疑問を抱いてしまいそうで…

でなきゃ、ももこという爆弾を使います。彼女、時代劇好きだし。
見事にシンクロして、気がついたら大嵐浩太郎の付き人になってたりして…(笑)。


10円 VS あいこ

実に渋く、非常に味のあるコント。それが『10円』です。
北海道から、未納分の電話料金の取立て(= 10円)のためにやってきた「玉ちゃん」(内村さん)は記憶喪失で、昔何やってたがわからない。
で、取り立てられるほうは、彼が断片的に話す内容から、彼が「生き別れの兄」とか、「生き別れの母」(男なのに)とか、「映画『A.I.』のモデル」とか、色々と勘違いされていき…(他にも『鉄道員(ぽっぽや)』のパロディとかあったな…)
でも結局そんなことはなく(当たり前)。

玉ちゃん「ヘも出ね」

という捨て台詞を残して、去っていってしまうという、やっぱり文章じゃ説明しきれないコントです(笑)。

んで、やっぱりあいこを出すからには、「あいこの本当のお母ちゃんはこの人だった!!」とかやりたかったのですが、妹尾家(および数多くのあいこファン)に挑戦状を叩きつけることになりそうなので…って、そういう話じゃなくて。
この『10円』というコント自体が、内村さん以下出演者の卓越した演技力、演出、脚本…といった素晴らしいバックボーンがあってこそ成立するものなので。
筆者ごときの文章で、それが再現できるとは思えなかったので、ボツにしました。
それができたら、もっと違うところでその文章力を使うので(笑)。

けどあいこ役の松岡さんの演技力なら、充分通用しそうな気が…って何を期待してんだ、筆者は。


世紀末戦隊ゴレンジャイ VS おジャ魔女戦隊マジョレンジャー

…あ、これは『ダウンタウンのごっつええ感じ』のコントだった(←確信犯)。


小須田部長 VS FLAT4

個人的にイチオシな企画(笑)。

小須田部長(内村さん)…それは、会社という運命に翻弄された、独りの「ジャパニーズ・サラリーマン」の物語です。
宴会で社長のものまねをしたことが運のツキ。

北海道→
ベネズエラ→
大西洋海底→
ハワイの活火山の目の前→
砂漠のド真ん中→
南極→
ニューヨーク(裏通り)→
エベレスト山頂→
ナイアガラ→
レストラン(ウェイトレス)→
阪神タイガース(打者)→
宝塚(タカラジェンヌ)→
相撲部屋(横綱)→
秘書室→
海(伝説の白鯨を探しに)→
CIA→
伝説のアトランティス大陸→
ドラキュラ城→
少林寺→
自由の女神→
ホワイトハウス→
本社のトイレ(小さくなって指輪を探しに)→
ローマ(スナイパー = 暗殺者に会いに)→
沈みそうな日本の小島(支えるために)→
本社屋上(飛んできたICBMを受け止めるために)→
宇宙(地球に直撃する隕石を破壊するために)

とまぁ、こんな感じで、各地を点々とすることになったわけですな。
それでもその卓越した順応力によって、小須田部長は世界中で大活躍。
会社にどんな目に合わされようとも、部下だったり総司令官だったり義理の息子(= 愛娘エミリの夫)だったりする相方(?)原田くんの持ってくる指令通りに、プロのサラリーマンとしての職務を全うする――
彼こそ、日本のサラリーマンの鏡と言える存在です(どーん)。

そして、この膨大な転勤先リストの中に。
魔法使い界
を加えたいと思った奴が、ここにいます(笑)。

小須田「がんばれぇ〜、負けんな〜、力のか〜ぎり生きてやれ〜、力のか〜ぎり生きてやれ〜」(←持ち歌)
原田「あなたが冗談のつもりで、『伯爵ひょっとして、魔法使いですか?』なんてオヤジーデ伯爵に言っちゃうからいけないんだっ!!」
小須田「ああああああああああ〜〜!!!!」

かようにして、小須田部長は魔法使い界に転勤。オヤジーデ&FLAT4の部下として、滅びに瀕する魔法使い界を救うために、ハナを狙うことになるのだった…しかしそのにじみ出る人徳と、世界で培った人身掌握術から、いつしか彼はオヤジーデを変え、FLAT4を変えた。
そして訪れる最終決戦――

どれみ「どうして…? どうしてそんな風にしか考えられなかったの!? 無理やりハナちゃんを連れて行かなくても…」
小須田「Because...I'm Japanese サラリーマン!!」
あいこ「いや、何で英語やねん」

もちろん魔法使い界の城で、ここぞという場面で「小須田さ〜ん」と現れる原田くん(笑)。

結果、小須田部長の活躍によって、魔女界と魔法使い界は新しい歴史を刻むことになるのだったが…
その後の歴史の中に、「小須田部長」という偉人の名が刻まれることはなかった。

…などという妄想を考え付いちゃいました(笑)。

あと、ニューヨーク転勤中にももこ&マジョモンローと出会ってた、なんて外伝もアリですね。

その後のエピローグで、『小須田部長』最終話とシンクロさせて、

「隕石と自爆しようとしている小須田部長の前に現れた家族の幻影は、どれみたちの《マジカルステージ》が見せたものだった」

とか、こじつけの設定をさせたり(笑)。
そしてその時、『ルピナスの子守唄』(ピアノVer.)をバックに、オヤジーデの手の中のハナが片言で唄ったのは…

ハナ(1歳Ver.)「がぁ〜んばぇ、まぁ〜けんぁ、ちかぁのかぁいぃ、ぃきてやれ〜」

FLAT4「力の限り生きてやれー!!」

FLAT4も号泣しながら続く(笑)。

エンディング(テーマは『も〜っと!』EDの『たからもの / こむろゆい』)では、原田くんがエミリとの間に生まれた娘を、MAHO堂に連れてくる映像が流され、小須田部長のトレードマークだった黄色い耳当てが、笑う月の顔にかけられて、ずっと皆を見守っている…



…何故、ここまで作ってしまうかなぁ(笑)。
それだけ好きだったんでしょうね。『笑う犬の生活』&『冒険』が。





ま…こんな二次創作も、アリということになるわけないだろ。


公開日:2002年08月04日
第一次修正:2002年09月23日