FLAT4 / はなわ」
(「佐賀県 / はなわ」より)
作詞:はなわ 作曲:はなわ 編曲:小林俊太郎 CRY-叫- 脚色:HTB

「僕の好きキャラは、魔法使いFLAT4。今日は、FLAT4の全てを伝えます。
皆様、FLAT4ファンになったつもりで、この唄を聞いてください。『FLAT4』!」

(Woooo、フラット!!)
(Fu-Fu-フラットFLAT4)

今日も登下校をするFLAT4小学生なのにチャイナ服
そんな服なんてめったに売ってないのに色違いでお揃いのチャイナ服

国民の半分以上が同じ
そして残りは大臣と FLAT4と国王(my father)

FLAT4にもやっとFLAT4にも『ドッカ〜ン!』で出番ができた
小学校に留学したけど名前は武生北(たけふきた)(so much)

マジでFLAT4がもてる マジで女の子って何?
マジで国民30人 なぜか知らないけれどもボーリングが今ブーム

FLAT(エフエルエーティー)フラット FLAT(エフエルエーティー)フラット
どれみは暁に惚れてた 終盤無視された

(Fu-Fu-フラットFLAT4)

ネット接続してどれみファンサイト回ると 一面あいこかどれみだらけ まるで名前がない
カップリング相手といえば矢田や小竹しかないから 女性向けでもせいぜい小竹×伊藤

ハナをさらった時にテレポートするという習慣がFLAT4にはない(nothing)
ファミレスから帰り暁が様子を見るフジオ・レオン・トオル厄介払いされてた(wa-ha)

各話にはそれぞれ素晴らしいサブタイトルがあるんだ
矢田くんの場合は「はづきとまさるのたからもの
じゅんちゃんの場合は「ドキドキ!ふたごの不思議なまほう
なのにFLAT4の場合は「全滅!?眠れる魔法使いたち
魔法使いってとってもネガティブラー

FLAT(エフエルエーティー)フラット FLAT(エフエルエーティー)フラット
はづ・あい・おんも皆惚れてた 漫画版じゃ意味がねぇ

FLAT(エフエルエーティー)フラット FLAT(エフエルエーティー)フラット
オヤジーデが入ってFLOAT5 余計なことするな

FLAT(エフエルエーティー) FLAT(エフエルエーティー) OH OH FLAT4

FLAT(エフエルエーティー)フラット これが悲しい(さが)

(LaLaLa…………)

「そうだ、俺の好きキャラFLAT4だ!! 大好きさ、だから、みんなで、一緒に唄おうか!!
F!! L!! A!! T!! F!! L!! 言うまでやめねぇぞ!!
F!! もっともっと!! FLAT4パワー!! だいじょぶ、恥ずかしがんじゃねぇよ、俺のが恥ずかしいんだから言ってみろ!!
F!! L!! もっともっとA!! いんじゃねぇの!? いいんじゃねぇの、頑張れ、負けるな、でっかい声で!!
自分の部屋で、自分の場所で、自分のクラスでもいいから!! 唄え!! 頑張れいいか、まだやめねぇ!!
F!! L!! A!! T!! F!! L!! 何でもいいから、何でもいいから――」


いや〜〜〜。
ここまでネタにすれば、FLAT4も浮かばれるのではないかと。
どうぞ安らかに(←まだ生きてるよ!!)。

でも、やっぱり思うんですよね。
小竹 vs 暁の対決は、もうちょっと引っ張ってもよかったんじゃ、って。
どれみたちが魔女をやめるという決断をしたおかげで、完全に卒業話の展開からホサれた彼ら、FLAT4。
卒業式に出番が全くなかったのは、まぁ当然でしょう。けど――

一体、彼らは何のために創造されたキャラだったのか。
全くもって、やり切れません。

というか、「どれみが暁に惚れていた」設定は、本当に未消化のまま終わっちゃいましたから……
これでいいのかFLAT4。

色んなHP。色んな同人誌。それを見ていても、なかなか彼らには出会えません。
筆者の知人にも、FLAT4はちょっと……というかたが多いです。その辺は個人の好みでしょうが、それでも。
もうちょっとだけ。彼らに優しくしようと、そう思った筆者でした。

……だからこそ、こんなネタを投下したんですけどね(笑)。

ネタ的にわかりにくいところは……漫画版の件でしょうか。
たかなししずえさんが、『なかよし』誌で連載されていた漫画版。ま、あまりいい話は聞きません(フォローなし)。
その中でもFLAT4は登場するのですが、何とどれみだけでなく。
はづき、あいこ、おんぷも、FLAT4に骨抜きにされてるのです。
……あんまりムカつかないというのが、衆目の一致した意見のようです(苦笑)。

なお、この漫画版『どれみ』。無印1〜3巻と、『も〜っと!』1巻以来、全く出版される気配がありません。
無理なさそうですか。そうですね(←本当にフォローなし)。



さて、はなわ。本名・塙尚輝(はなわなおき)。妻子アリ(どうでもいいけど)。
佐賀出身ですが、生まれは埼玉県春日部市。また、幼稚園までは千葉県我孫子市で育ったとのことです(だからどうした)。
テツandトモ、ダンディ坂野らと同じ、『爆笑オンエアバトル』出身の芸人です。
ギターならぬベース漫談という新たなジャンルを確立し、ヤンキース松井のモノマネでも有名なのです(実は)。
そして、明石屋さんまのモノマネでお馴染みの原口あきまささんと同期、とのことです。
実はこの"佐賀県"だけじゃなくて、神奈川県、茨城県等、地方ネタはストックいっぱいあったりするんですけどね。

で、その彼が。
2003年5月21日に唐突に出した、ファーストシングル『佐賀県』。
それほどタイアップがあったわけでもないのに。

オリコン初登場9位。最高位5位。

次の週にダンディ坂野が出したシングルが初登場50位/最高位35位なのに比べて、何と驚くべき勢いでしょうか。

また、6月1日に渋谷で行った街頭ライブは大入りだったそうです。2500人が集まったそうですよ。

同日同時刻にはダンディも、同じ渋谷でライブやってたんですよ。300人集まったんですよ。これでも充分凄いのに。

この差は、一体何だろう……
多分、テツandトモの『なんでだろう』同様、ネタをシングル化したものだからじゃないでしょうか。ダンディのはゲッツゲッツ言ってるだけで、単なる唄なんで。

ともあれ、はなわは語ります。「おかしいな日本」と。

ちなみにこの原曲、佐賀県の県知事がプロモビデオに登場するとか。
佐賀のPRになるから、とシャレを理解してみせたのです。
……平和だね。日本って。

そして原詩には。

「松雪泰子もさが 公表してねぇ」

「牧瀬里穂もさが やっぱ公表してねぇ」(←歌詞カード内で「福岡県出身」と注釈が入ってました)

「田代まさしもさが 公表できねぇ」(←『TV Bros.』で指摘された、『佐賀県』幻の歌詞。筆者は知りませんでしたが)

に続いて。

「江頭もさが 公表するな」

と、"どれみ界の江頭2:50"こと某ドドちゃん愛好家さんが怒り出しそうな歌詞が出てきます。
ちなみに、エガちゃんは「佐賀県出身」と、ちゃんと公表されてますので念のため。
いつか、はなわとエガちゃんの対決。見てみたいものですね。『めちゃイケ』あたりで……

(それを言うなら松雪泰子さんも昔『雪印』のCMで弾けてたし、『ダウンタウンのごっつええ感じ』の初期のコントに出演してたし……ブツブツ)

さて。2003年の紅白では。
白組のイロモノ枠に、テツandトモはなわのどちらが滑り込むんでしょうか。必見です。



お粗末さまです。


公開日:2003年06月21日